肝心なのは高い自己肯定感
私は日頃から、たくさんのお母さんとお話する機会があります。そんな中でお母さんたちに「どんなお子さんに育って欲しいですか?」とお聞きすると、「賢く育って欲しい」と答える方がほとんどです。
確かに賢いことは重要です。けれど、ただ単に賢いだけでいいのでしょうか?
小さな子どもの脳は、無限の可能性を秘めています。その可能性を最大限に引き出すために必要なのは、「自己肯定感」なのです。
中学受験の勝ち組になれるか否か。その9割は、お母さんの力にかかっていると私は思っています。だから、私は子ども達がが物心ついたころから、
・考えられる脳
・柔軟な脳
・困難に対処できる脳
になることを常に想定しながら、さらに「合格できる学力」を備えることを見据えて子育てをしました。
子どもが小さい頃から緻密な計画を練り、子ども達のために見えないレールを敷き続けて来たのです。その結果、子ども達は自信とやる気のある自己肯定感の高い子に育ち、みごとに京都府立医大医学部に現役合格を果たしたのです。
理科を制することは受験に強い得意科目は理科がおすすめ
では、自己肯定感が高い子どもになってもらうには、どうすればいいのでしょうか。
効果的なのは、子どもが小さいうちに1つでもいいから「得意な科目」を作っておくこと。そして、得意科目はダンゼン「理科」がおすすめです。
お母さんの力で、お子さんの得意科目を作ることができるのです。と言うより、これはお母さんにしかできない仕事なのです。
科目は色々ありますが、得意科目としていちばんのおすすめは「理科」です。
ひとくちに理科といっても、植物や動物、光、電気、など色々な分野があります。電気は苦手だけど植物は好きとか、動物にだけは興味があるとか、何かひとつの分野を好きになることがきっかけで理科そのものも好きになれるのです。だから、理科好きの子どもにするのは、意外に簡単。
私の子ども達も、得意科目は理科でした。
なぜ理科好きになったかを次男けんごに聞いてみると、「小さい頃、お母さんと一緒にたくさん実験をしたから」という答え。
子ども達が小さい時から、私は思いつく限りの理科の実験を一緒にやりました。実験をたくさんしておくと、本格的な理論を勉強し始めたときに「あっ、コレ、前に実験したことがある!」と記憶がよみがえってきて、理論がスッと頭に入ってきやすくなるのです。
お母さんと一緒に実験をした楽しい体験の積み重ねによって、理科が得意な子どもに育ってくれます。そして、絶対的に得意な科目を持つことが、中学受験を有利に乗り越える力になるのです。
けんご先生が作った「受験に役立つ理科の実験動画」
理科を得意科目にして中学受験の「勝ち組」になってもらおうと、このたび次男のけんごが「理科の実験動画」を作成してくれました。
この動画を見ながら実験をすれば、理科が得意になって、勉強そのものを好きになってくれるはず!
そんな思いを込めながら、出演、編集、受験の解説書、夏休みの自由研究に使える応用資料まで、すべてをけんごひとりで制作。まさしく、渾身の教材です。
ただいまは、販売期間外ですが、再販の準備が整い次第にブログや当サイトにてご案内いたします。